Deana Sobel Lederman 
お裁縫のお手伝い 

不思議なカチャカチャという音と居間から差し込む光のせいで、この物語の主人公は寝つけないでいます。何が起こっているのかを確かめるために、母親のいる部屋に入るとマスクを縫っていました。これからエッセンシャルワーカーや通勤者は、みんなマスクをつけなければならないことを主人公は知ります。最初は渋っていたものの、母親が縫ってくれたカラフルなマスクをつけると決め、母親にお裁縫を教えてほしいと頼みました。祖父のためにマスクを作りたかったのです。病院での仕事に疲れて帰ってきた祖父は、手作りのマスクに感動し、主人公を強く抱きしめました。

Despre autor

ディナ・ソベル・リダーマンは、作家・イラストレ ーター・漫画家。ディナの祖母は画家で、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク に学んだ。祖母はディナが幼少の頃から油絵を 教え、母親も常にディナの芸術活動を応援して きた。ディナは8歳で最初の漫画「The Wacky Couples」を描き、カリフォルニア大学バーク レー校の学生新聞にて漫画家として活動、後 にフリーランスのイラストレーター・漫画家となった。その後、ロースク ールに進学し、著作権法と特許法を学ぶ。これまでニューヨーク、カリフ ォルニア州バークレー、イギリス・ロンドン、マサチューセッツ州ケンブリッジに住んだ。現在は夫と2人の幼い息子とともに、出身地のカリフォル ニア州サンディエゴ在住。